ホワイトニングWhitening

白い歯で美しい笑顔に

白い歯で美しい笑顔に

ホワイトニングとは、薬剤により歯を白くするための施術のことを言います。歯の変色には様々な原因があります。歯の表面の着色や汚れにより変色している場合には、クリーニングにより色調を改善することができます。歯の内面まで変色している場合には、表面のクリーニングだけでは白くなりませんが、歯のホワイトニングにより歯を白くすることができます。

もともと歯の色が黄色っぽいという人も、ホワイトニングによって理想の白さに近づけることが可能です。クラウンを用いて歯を白くする場合には、歯を削って被せる必要がありますが、ホワイトニングでは歯を削らずに白くすることができます。

ホワイトニングのリスク・副作用

ホワイトニング剤の影響で知覚過敏がおこるケースがあります。薬剤が歯の神経に強い刺激を与えてしまうため、神経が敏感になりやすいのです。オフィスホワイトニングで使用する薬剤はホームホワイトニングのものより濃度が高いため、より知覚過敏になりやすい傾向があります。

オフィスホワイトニングでは、1回の施術で思ったような白さに仕上がらないことがあります。また、個人歯の特徴により色ムラが出ることがあります。歯の厚みの違いやホワイトニングの作用が出にくい部分があることなどにより、想定した白さや均一な白さにならないことがあるのです。これは、常に起こるということではなく、個人差が大きいため、実際のところは施術をしてみないと分からないと言わざるを得ません。しかし、ホワイトニングを続けていくことで目立たなくなることが多いです。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニング

一度歯科医院でマウスピースの作成と薬剤の処方を受ければ、自分のタイミングでいつでもできることが特徴です。そのため、忙しくて歯医者さんに通えないという方でもできます。

オフィスホワイトニングと比べて色素の分解が細かくなるため、色戻りまでの期間が長いという点がメリットの1つです。ゆっくり時間を掛けて白くすることで、歯の表面荒れも抑えることができ、透明感のある自然な仕上がりになります。

ホームホワイトニングのリスク・副作用

薬剤をつけたマウスピースを1日一回、数分から数時間(※薬剤の種類によって異なります)、白さに満足するまでは毎日使用することが勧められており、自分で行うのが面倒な人には厳しいかもしれません。

さらにホームホワイトニングをした直後は飲食物の色を吸収しやすい時間があり、白以外の色の付いた飲食物・タバコなどは数十分から数時間我慢する必要(飲食制限)があります。また、個人で使用ができるよう低濃度の薬剤を使用するため、オフィスホワイトニングに比べると1回の装着時間が長く、白くなるまでに掛かる期間も長くなります。

ホームホワイトニングの施術の流れ

  1. カウンセリング・治療前の歯をチェック
  2. 専用のカスタムトレーを歯科医院にて作製
  3. 歯のクリーニングと自宅での使用法説明
  4. 自宅でトレー・ジェルを用いてホワイトニング

ホワイトニングができない方

  • 白い詰め物が多い方は、自分の歯との色の差が目立つようになってしまうことがあります。その部分を詰め直す場合は時間が余計にかかる可能性があります。
  • 人工の歯の方を白くする事はホワイトニングでは困難です。 ホワイトニングを行う際は自分の歯であることが前提ですので、入れ歯、差し歯などの人工の歯を白くすることはできません。
  • 歯にヒビがある方 ホワイトニング剤の強い刺激がヒビから入り、歯がダメージを受ける可能性がありますので、避けるようにして下さい。
  • 変色の強い方(抗生物質の影響) 抗生物質の影響で歯の変色が強い方は、ホワイトニングの作用が出にくいと言われています。
  1. ※ 無カタラーゼ症の方 ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がない、無カタラーゼ症の方がいらっしゃいます。万が一体内に取り込まれると、分解されずに残留してしまい、進行性口腔壊死などの重い病気になる可能性がありますので、絶対に行ってはいけません。 ※ 妊娠中・授乳中の方 妊娠中や授乳中の方は避けていただいたほうがよいでしょう。

ホワイトニングの
よくあるご質問

  1. 一度の通院で思い通りの白い歯になれますか?1回でも効果はご実感いただきやすいですが、1度の施術で白くなる範囲には限界があります。ご希望のお色によっては複数回通い段階的に白さを上げていく方法をお勧めさせていただく場合もあります。
  2. 1回ホワイトニングをすると、どのくらいの期間効果が持続しますか?ホワイトニング効果が持続する期間には、個人差があります。半年から1年で色の後戻りがありますが、通常、ホワイトニング前の色まで戻ることはありません。オフィスホワイトニングよりもホームホワイトニングの方が、後戻りは少ないと言われています。
    後戻りした場合でも、再度ホワイトニングを行うことで、歯を白くすることができます。また、着色の原因となるような色の濃い飲食物の摂取や喫煙により、歯の表面に色素が沈着しますので、着色の原因となることは控えた方がよいでしょう。